植え込みやコンクリートを使って道幅や空き地を狭め、通行を困難にしている!(小牧市古雅2丁目)
2006年 06月 19日
上の写真だけでは判かりづらかったので、この場所の地図も、掲載しました。
ちなみに、この地図は、「小牧市役所」が最近始めた「地図サービス」を使って、作成しました。
水色の部分が、通称「緑道」と呼ばれる歩道です。そして緑色の部分が、今回取り上げたい「邪魔になっている植え込み」です。
(※拡大画像は、こちら。)
一番上の写真は、この地図で言うと、ちょうど中央部分。「古雅保育園」の南東側になります。
せっかく交差する場所が広く設けられているのに、わざわざ必要のない「植え込み」や「コンクリート」で仕切る事で、ここを通るのは、非常に困難になっています。
「桃花台ニュータウン」では、この場所のように、「歩道の交差する場所」や人が集まりやすい「ちょっとした広場」に障害物を設置する構造は、珍しい事ではありません。しかしその中でも、この場所は、「もっともひどい場所」だと思います。
(※「歩道の交差する場所」や人が集まりやすい「ちょっとした広場」に障害物を設置する構造についても、記事にしています。その記事は、下記。
・桃花台の緑道は、最悪:「オブジェが、通行を困難にする」(小牧市光ヶ丘1丁目、城山1・4丁目)(桃花台新聞))
一番上の写真から、「画像編集ソフト」を使って、邪魔になっている「植え込み」や「コンクリート」を、削除してみました。
どうでしょう?
まずここを通るのが、非常に楽になると思います。道幅が広くなり、邪魔な障害物がなくなるので、いつも通る人は、とても使いやすくなったと思います。
また、ちょっとした広場になったので、ここで子供たちが遊ぶ姿が、見られるようになるのではないでしょうか。
また、高い木で覆われたこの場所は、夜になると街燈の光りが遮られ、真っ暗になります。また物陰も、非常に多く・・・ここを通るのは、とても不安です。
その問題も、邪魔な「植え込み」を無くす事で、解消できると思います。
この写真は、上記の場所から、南側へ行った場所の歩道を、写したものです。
この場所も、「コンクリートの仕切り」によって、通るのがとても困難にされています。
このような「仕切り」は、桃花台ニュータウンでは、珍しくありません。いくつもの歩道で、行なわれています。
しかし一体なぜ、このような、通行が困難になるだけの、無意味な「仕切り」を設けたのでしょう?
実際、この道を通る「歩行者」や「自転車」は、どちらの道も、利用しています。それは、当然の事だと思います。無理矢理仕切ったからといって、誰も従うはずがありません。
仮に、「歩行者」の「安全性」を考えて分けたのだとしたら、まったく効果はありませんし、意味がありません。逆に、道を狭める事となり、すれ違う距離に余裕がなくなり、より危険性が高まるとも思われます。
上の写真から、「画像編集ソフト」を使って、問題となっている「コンクリートの仕切り」を、削除してみました。
道幅が広がり、歩くのがとても楽になったと思います。また、安全性も、高まったと思います。
さらに、街燈の光を遮る「高い木」が無くなるので、夜歩く時の不安も、解消できる事でしょう。
この写真は、一番上の写真の場所から、東側へ行った所にある歩道を、写したものです。
この場所でも、真中を仕切る「植え込み」が、通るのを困難にしています。また街燈の光を遮る「高い木」もあり、夜は真っ暗で、とても不安です。
また、上から2番目の地図画像を見てもらうと判かると思うのですが、この歩道は、わざと端の方から、「植え込み」が飛び出している構造にもなっています。その結果、通行は、さらに困難になります。
このような「飛び出した植え込み(※1)」は、桃花台ニュータウンの他の場所でも見られます。「飛び出した植え込み」は、どんなに良い風に考えても、これを設置する意味がまったく理解できません。
この画像は、上記の写真から、問題となっている「真中を仕切る植え込み」や、「飛び出している植え込み」を、削除した物です。
どうでしょう?
道幅が広くなるので、余裕を持って、通る事ができるようになったと思います。また、街燈を遮る「高い木」が無くなることで、夜でも歩道が明るくなり、安心して通る事ができるようになると思います。
この画像は、一番上の写真の時に用いた「地図画像」から、今回取り上げた「邪魔な植え込み」や「コンクリートの仕切り」などを、取り除いたものです。
(※拡大画像は、こちら。)
※1. 「植え込み」が交互に飛び出している場所についても、記事にしています。その記事は、下記の2つです。
・桃花台の緑道は、最悪:「交互に飛び出した植え込みによって、蛇行させられる」(小牧市光ヶ丘5丁目)(桃花台新聞)
・桃花台の緑道は、最悪:「柵(さく)と植え込みが道を狭め、通行を困難にしている」(小牧市城山2丁目)(桃花台新聞)
・地図(桃花台 便利リンク集)
・子育て、保育園(桃花台 便利リンク集)
・市役所、公共施設(桃花台 便利リンク集)
[ 街が住みやすくなる「提案」と、「改善点」に関する記事(桃花台新聞)]
・必要の無い「柵(さく)」(小牧市光ヶ丘1丁目)
・駐車場出口が、危険!! - その2(アピタ桃花台店)
・ピエスタの入り口の場所と、車の流れを変える(小牧市城山1丁目)
上記以外にも、「桃花台ニュータウン」が住みやすくなるような提案や、街の改善点などに関する記事を、多数書いています。興味のある方は、「この街への提案」のカテゴリをご覧下さい。
by kyu3_2 | 2006-06-19 03:43 | 最悪な歩道 | Comments(7)
以前の横断歩道の件は、アピタ出口の件に関しては賛成しますが、他の提言は道路交通法等の問題(交差点設置)があるように思われます。kyu3_2 さんの推奨通りにすれば、間違いなく左折車両と自転車の接触事故が多発します。運転者なら誰でも感じることでしょうが、自転車の無謀な横断を増やすだけだとおもいます。http://q.hatena.ne.jp/1121945772
遊歩道の今回の提案ですが、自転車中心ではなく、幅広い視点を持って頂きたいと思います。犬の散歩をしている人にとっては向こうから来る犬の目線もかわせます。kyu3_2 さんの提言だと暑い夏場に木陰もない、殺風景な全く魅力のない街になってしまいます。
>以前の横断歩道の件は、・・・を増やすだけだとおもいます。
具体的に、どの記事の事を言っているのか、解かりません。 (^^;
>犬の散歩をしている人にとって・・・
この効果については、「まったくない」とは言いませんが、ほとんど効果がないと思いますよ。 (^^; と言うのも、以前犬を飼っていた事があるのですが、そういった安心感は、まったく感じた事がありません。木々があろうと、おかまいなく吠えていましたし、他の犬もそうでしたから。
それよりも、犬を連れて散歩している人が、狭くなった歩道で、すれ違う時に窮屈な思いをしているのを、よく見かけます。歩道が広くなれば、それは改善されます。
歩行者だけでなく、自転車に乗っている人も、犬を連れている人も、余裕を持って通れると思いますよ。
>暑い夏場に木陰もない・・・
この意見も、正直・・・疑問です。一時の事を言えば、多少は暑さをしのげるかもしれませんが、・・・ただ、桃花台では、真夏、「木陰」で休んでいる人を、ほとんど見かけないので、・・・。それに、歩いている人も・・・。 (^^;
>殺風景な全く魅力のない街
私は、まったくそうは思いません。歩道が通りやすくなるし、とても魅力的な、素晴らしい街になると思いますよ。
>これらの施設が増加している犯罪に直接なりに結びつくとは・・・
私も、このような場所が、犯罪を増やしているとは思っていません。ただし、やりやすい場所、不安を感じる場所では、あると思います。それをなくす事には、意味があると思いますよ。 (^^;
>防犯灯(街路灯)を増やすべきだと思います。
同感です。ただし、街燈を増やしても、高い木々が光を遮ったら、あまり意味がないと思いますよ。
>造ったのは県でしょうがいかがなものでしょうか?
そうなんですよねぇー・・・。もし質問するなら「小牧市」になると思うのですが、整備したのは「愛知県」、管理しているのは「(財)桃花台センター」。3者にまたがっているので、・・・その点で、小牧市に質問して良いものか・・・迷っているので、まだ質問していません。