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県や市に「桃花台線の存廃判断の延期」を申し入れ(小牧市議会、他)

中日新聞」の紙面を読んで知ったのですが、「小牧市議会」が、「愛知県庁」と「愛知県議会」に対し、「桃花台線(ピーチライナー)」の存廃問題に対する決定判断の時期を遅らせるよう、要請する事を、決めたそうです。

また同じく「中日新聞」の紙面を読んで知ったのですが、「桃花台ニュータウン」にある「篠岡地区」の区長が、同じく存廃問題に対する決定判断の時期を遅らせるよう、愛知県庁と愛知県議会、そして「小牧市役所」と小牧市議会に対し、要望書を提出するそうです。

ちなみに、小牧市議会の方の記事が掲載されていたのは、1月28日(土)の朝刊 28面。篠岡区長の方の記事が掲載されていたのは、1月31日(火)の朝刊 20面です。

公共交通機関(桃花台 便利リンク集)
市役所、公共施設(桃花台 便利リンク集)
地図(桃花台 便利リンク集)

追記(2月2日)
この件に関する記事が、「毎日新聞」の「インターネット版」の方にも、掲載されていました。

小牧市議会:県に三セク「桃花台線」存廃判断決定の延期申し入れへ(毎日新聞)

また「中日新聞」の紙面にも、掲載されていました。
(2月2日(木)の朝刊 18面)

追記(2月7日)
新たな記事を、発見しました。

存廃問題 小牧市議会、判断延期を申し入れ--県は難色(毎日新聞)

追記(2月16日)
「中日新聞」の紙面を見て知ったのですが、2月16日(木)に、臨時の市議会が開かれるそうです。その会では、「桃花台線の存廃判断の延長」を愛知県に求める「意見書案」が、提出されるそうです。(※2月14日(火)の朝刊 24面参照)

何の解決案も示さないまま、単に結論だけを先延ばしにするような小牧市議会議員達の行動。その結果、桃花台線の廃止の結論が先延ばしにされれば、その期間分の桃花台線の運営費用や、説明会などの経費などの数億円の赤字が、さらに積み重ねられる事になるでしょう。

今回の彼らの行動は、単に「問題の先送り」をしているだけです。

また、よくよく考えれば、これまで桃花台線の沿線開発を行なわなかったのは、彼ら自身。住民説明会をまったく行なってこなかったのも、彼ら自身。その事実は、何をやっても、変えられません。

彼らがやらなければいけない事は、これ以上赤字を積み重ねないようにする「努力」と、廃止後の「代替交通機関」や、設備撤去後の「街づくり」に対して、住民の意見を反映させつつ、「暮らしやすい環境を作る事」だと思います。

また忘れないでいて欲しいのですが、桃花台線の説明会で「廃止」に反対したのは、桃花台住民全体の、1%に過ぎません(桃花台全人口 約27000人に対し、説明会で反対したのは、約300人。さらに、小牧市全体から見れば、0.2%。)しかし、もし桃花台線の「廃止」が延期されれば、その分の費用を負担することになるのは、小牧市民全員です。

追記(2月17日)
「中日新聞」の紙面を読んで知ったのですが、上記の16日(木)の臨時の議会で、愛知県に対して、桃花台線の廃止の結論を延期する要請を行なう「意見書の提出案」が、可決されたそうです。(※2月17日(金)の朝刊 30面参照)

また「毎日新聞の「インターネット版」の方にも、この件に関する記事が、掲載されていました。

桃花台線存廃問題:県に判断延期の意見書-小牧市議会(毎日新聞)

追記(9月9日)
小牧市議会が愛知県に提出した「申し入れ書」と同じものだと思われる文書が、市議会の公式サイトに掲載されていました。

新交通桃花台線の存廃に関する申入書・意見書(小牧市議会)
[ 桃花台線関連の記事(桃花台新聞)]
桃花台線廃止後の提案:高架橋は、できるだけ早く、撤去すべきだ!
住民説明会に関する、新聞記事(桃花台線)
需要予測で、競合路線想定せず(桃花台線)

上記以外にも、「桃花台線」に関する記事を、多数書いています。興味のある方は、「桃花台線(ピーチライナー)」のカテゴリを、ご覧下さい。

by kyu3_2 | 2006-01-31 18:04 | 桃花台線(ピーチライナー) | Comments(0)

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