需要予測で、競合路線想定せず(桃花台線)
2005年 11月 15日
一つは、「『システムの移行』と存続に掛かる費用が、さらに増大した」というもの。
もう一つは、桃花台線の建設にあたって、当時存在していた「JR 中央線」をなかった事にして、「需要予測(想定される利用者の試算)が、行なわれていた」といものです。
・コスト総額、予想上回る62億円(中日新聞)
・桃花台線 競合路線 想定せず(YOMIURI ONLINE)
まず前者の記事に関して。それにしても、ひどい数字だと思いました。それと、どうして「桃花台線のあり方 検討会」の出した数字と「愛知県庁」の出した数字の間に、こんなにも差が出たのか、疑問に思います。
・「桃花台線のあり方 検討会」の提言(※PDF形式)
あと後者の記事に関して。こちらも、ひどいニュースです。ただ、驚きはしませんでした。こんなにも費用のかかる路線を、莫大な資金を投じて建設できた理由の裏には、おそらく「利用者数の『改ざん』」などのような事が、行なわれているだろうと思っていたので。
これからは「廃止後の提案」も重要ですが、「改ざん」を行なった業者(あるいは、個人)に対する「責任追及」と「損害賠償の請求」、加えて、このような甘い試算を元に建設を推し進めた団体や個人に対する、同じく「責任追求」と「損害賠償の請求」も、行なうべきだと思います。
・愛知県庁 交通対策課
・公共交通機関(桃花台 便利リンク集)
追記(11月16日)
「桃花台線」に関する新たな記事が、掲載されていました。「YOMIURI ONLINE」の記事なのですが、内容は今朝(11月16日)の「中日新聞」の1面と、ほぼ同じです。
・桃花台線 IMTSでも毎年赤字 愛知県試算(YOMIURI ONLINE)
新しい情報としては、「現在の利用実績の1日約3500人が10年間続き、その後は減少していく」という試算と、「40年後の累積赤字は少なくとも150億円を超える」という試算でしょうか。(中日新聞の紙面の方が、若干詳しい内容が、掲載されていると思います。興味のある方は、そちらも読んでみて下さい。)
追記
「asahi.com」に、桃花台線について書かれている記事が、掲載されていました。こちらの記事は、本文内で紹介したどの記事よりも、試算の内容や推移が、解かりやすく書かれていると思いました。
・桃花台線 IMTS赤字不可避 導入めぐり 愛知県試算(asahi.com)
新しい情報としては、「新システム導入時に10%値上げし、その後も10年ごとに10%ずつ値上げした」ら、という試算の一つが、紹介されていました。
[ 桃花台線に関する記事(桃花台新聞)]
・桃花台線廃止後の提案:残った駅舎や高架橋をどうするか? - その3
・桃花台線の「存廃」についての知事の発言(愛知県)
・IMTSへのコスト、さらに増大(桃花台線)
上記以外にも、「桃花台線」に関する記事を、多数書いています。興味のある方は、「桃花台線(ピーチライナー)」のカテゴリを、ご覧下さい。
by kyu3_2 | 2005-11-15 23:06 | 桃花台線(ピーチライナー) | Comments(3)
TBの通りですが、相手は「愛知県」です。
こんな事が許されていいのか・・・。大変残念です。
過去の記事も拝見させていただきました。地元の方にとっても、桃花台線の存在は「?」だということがよくわかりました。さらにお金をかけて改良するのか、それとも思い切って廃止するのか、今後の動きに注目したいと思います。










