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区長会が出した旧・桃花台新交通本社跡地要望書に疑問(小牧市光ヶ丘6丁目)

桃花台ニュータウン在住の愛知県議会銀・天野まさきさんの公式ブログを読んで知ったのですが、桃花台ニュータウン区長会が愛知県に、小牧市光ヶ丘6丁目にある旧・桃花台新交通本社跡地利用に関する要望書を提出したそうです。

桃花台新交通本社用地の土地利用に関する要望書について(愛知県議会議員天野まさき公式ブログ)

以下は上記のブログに貼られていた、要望書の文章を書き写したものです。なお文章の一部を若干変更しています。また「○」数字は"機種依存文字"なので、「1-2」と言った風に変更しました。
1.メイン施設
 1-1.地域住民が利用できる複合施設・・・多目的ホール、会議室(2室50人、30人規模)、和室(50畳程度、間仕切り付)、娯楽室、駐車場。
 1-2.施設外周は芝生、樹木で緑化市、広場(グランドゴルフができる程度の広さ)、散策路、ベンチ(屋根付き)を設置し住民が憩える場所を作る。

2.駐車場
 2-1.駐車形態、台数・・・月極め(350台程度)、中央道高速バス利用者用など多様な目的に利用できる時間または日単位の駐車スペース(50台程度)
 2-2.駐車場は住宅から離れた位置に設置する。

3.交通利便性向上対策
 3-1.中央道との乗り継ぎ利便化対策・・・歩行者通路、バス利用者用駐車場、バス停(名鉄、あおい交通、巡回バス)、送迎車用待車帯の設置
 3-2.中央道高速バス停の直近の場所へ屋根付き駐輪場を設置する。

4.その他
 4-1.大草方面から車両進入ができるよう信号交差点を設置。
 4-2.小牧市(または愛知県)における計画作成作業に地元住民が参画できるようにする。
 4-3.施設の管理運営には地元住民が参画できるようにする。
← 光ヶ丘6丁目 旧・桃花台新交通本社跡地。
上の地図について説明すると、"青く囲われてる部分"は、現在空き地となっているところです。次に右下にある2つの"赤い目印が立っている部分"は、上記の「中央道高速バス停」(桃花台バスストップ)の入り口近くで、いつも自転車が止められている場所です。おそらくこの場所に屋根付き駐輪場を設置(※上記「3-2」)したら良いと要望してるのではないかと。最後に左下にある"赤い目印が立っている部分"は、要望書で「交差点を作る」(※上記「4-1」)となっているところです。

旧・桃花台新交通本社跡地↓
旧・桃花台新交通本社跡地_02
旧・桃花台新交通本社跡地_02 posted by (C)kyu3

なお上記の要望は、これら全てを作るよう要望しているものでは、ひょっとしたらないかもしれません。と言うのも、月極め駐車場の台数が「350台程度」となっています。もしこれだけ止められる駐車場を整備したら、施設やバス停などを作る土地の余裕がなくなってしまうと思われるので。


最後に上記の要望について、意見を書こうと思います。

まず「1」の「メイン施設」についてですが、これは絶対反対です!率直に言って「馬鹿げてる」としか言い様がありません。と言うのも、既にニュータウン内にある"多目的ホール"や沢山の"会議室"が、ほとんど使われていないからです。

例えばホールは東部市民センターなどにありますが、ほとんどまったく使われていません。また会議室は東部市民センターの他、各地域センター(篠岡会館や城山会館など)にもあります。それに加えて、マンションなどの集合住宅の中には集会所もありますが、それらもほとんど使われていません。
にも関わらず、また新しい施設(ホールや会議室)を作って、一体誰が使うと言うのでしょう?どう考えても、ほとんど使われない施設になるのは明らか!"税金の無駄遣い"以外の何物でもありません!!

あと広場や散策路、ベンチも反対です。これも「馬鹿げてる」としか言い様がありません。と言うのも、この土地のすぐ東側には"桃花台第4公園"が、西側には"桃花台中央公園"があります。にも拘わらず、またこの場所に公園のような施設を作って、一体どうしようと言うのでしょう?誰が使うと言うのでしょう?


次に「2」の「駐車場」についてですが、これは私が以前から提案していたものです。今も、上記の地図の"青く囲まれた部分"以外のほとんどの場所は、既に月極め駐車場になっています。
ちなみに以前県に「全部駐車場にして欲しい」と要望を出したのですが、一部にとどまっているのは、この場所の月極め駐車場を管理している(財)桃花台センターが、「これくらいで良い」と反対したからだそうです。
(なぜ反対したのか、まったく分かりませんが・・・(~~; )

なので、月極め駐車場案については賛成です。
ただし最近は別の案(ドッグラン)の方が「住民にとってもこの街の将来にとっても、良いのでは?」と考えているので、必ずしも全てを月極め駐車場にしなくても良いのではと思っています。

それと高速バス停留所利用者用の駐車場の整備は、反対です。なぜなら、そもそもバス停の利用者が非常に少ないからです。そのうえ利用者の多くは、バス停から自転車や徒歩で移動しています。それを見る限りだと、仮に駐車場を整備したとしても、ほとんど利用されないでしょう。
また"日割り"や"時間割り"だったら、必ずそこに管理人を置かねばなりません。それだったら最初からその場所を月極め駐車場にすれば良いのではないかと。それならバス停への移動用に使う事もできるからです。

あと「2-2」の「駐車場は住宅から離れた位置に設置」についてですが、これは考え過ぎなのではないかと。と言うのも、今も北西側の住宅沿いに月極め駐車場がありますが、その事に対し苦情が出てるとはとても思えないからです。
旧・桃花台新交通本社跡地_05
旧・桃花台新交通本社跡地_05 posted by (C)kyu3


次に「3」の交通利便性向上対策についてですが、「3-1」の『中央道との乗り継ぎ利便化対策』案には、どれも反対です。
(※「バス利用者用駐車場」については既に書いたので上記参照。)

まず「バス停」ですが、わざわざ"中央道のバス停を降りて他のバスに乗り換える人"、あるいは"他のバスでやって来て中央道のバス停を利用する人"がいるとは、とても思えません。もちろん"0"(ゼロ)ではないでしょう。しかし「いない」と言っても過言ではありません。なぜならこのバス停を利用しているのは、ほとんどが桃花台住民だからです。そして桃花台住民がニュータウン内の移動にバスを使う事は、まずありえないからです
(実際以前こまき巡回バスに、ニュータウン内を移動するルートが設けられていた時がありましたが、「まったく」と言ってよいほど誰も利用していませんでした。)
それにもし仮にこの場所にバス停が整備されたら、既存のバスの利便性が大きく損なわれるでしょう。なぜならこのバス停に停車するために、現行のルートを変えなければなりません。しかもこの場所は出入りがしやすい場所ではありませんし、わざわざ敷地内に入ってまた出るため、ルートとして"大周り"になる(余分な移動をせねばならない)でしょうから。

また「送迎車用待車帯」については、これもバス停や駐車場と同じで、利用者がほとんどいないでしょうから、わざわざ整備する必要はないと思います。その分駐車場等々にすれば良いと思います。
あと「歩行者通路」については、これが何を意味するのか分かりません。何か整備すれば付随的に歩道を整備する事になるとは思いますが・・・?(?_?


次に「3-2」の『中央道高速バス停の直近の場所へ屋根付き駐輪場』案ですが、私も5年前に同じ案をこのブログに書いています。なので、賛成なのですが・・・
気になるのが、この場所は旧・桃花台新交通本社跡地の"外"にある事。なので、これを"跡地利用案"として要望するのは、ちょっと違和感を感じます。(~~;
まったく使われない緑道のベンチの屋根の活用法_光ヶ丘6(修正)
まったく使われない緑道のベンチの屋根の活用法_光ヶ丘6(修正) posted by (C)kyu3
まったく使われない緑道のベンチの屋根の活用法_光ヶ丘5(修正)
まったく使われない緑道のベンチの屋根の活用法_光ヶ丘5(修正) posted by (C)kyu3

次に「4-1」の『大草方面から進入可能にするための信号交差点設置』案ですが、これは以前から「設置した方が良いのでは・・・」と思っていました。
しかしこの場所は、ゆるやかなカーブの途中にあります。そのため南側(大草方面)からの見通しは、少し悪いように思われます。更にこの場所をかなりスピードを出して通過する車を良く見かけるので、・・・「事故が起きるのでは?」と言う懸念から、設置に関しては賛成とも反対とも言えません。(^^;
県道195号:光ヶ丘第二駐車場出入り口前
県道195号:光ヶ丘第二駐車場出入り口前 posted by (C)kyu3
県道195号:光ヶ丘第二駐車場出入り口前_02
県道195号:光ヶ丘第二駐車場出入り口前_02 posted by (C)kyu3

最後に「4-2」・「4-3」の『この土地の整備や整備された施設に関する管理運営に住民が参画する』ですが、これは当然だと思います。住民が参画しない計画や施設なんて、ありえないと思います。

桃花台線廃止後の提案:本社跡地を駐車場にするべきだ!(桃花台新聞)
まったく使われない緑道のベンチの屋根を使って、自転車置き場を作る(小牧市光ヶ丘5・6丁目)(桃花台新聞)

各種団体(桃花台 便利リンク集)
公共交通機関(桃花台 便利リンク集)
天気予報、ニュース、ブログ(桃花台 便利リンク集)
月極駐車場(桃花台 便利リンク集)

追記(5月2日)
旧・桃花台新交通本社跡地とその周辺を撮影してきたので、その写真を追加しました。

それと今回撮影してきて気づいたのですが・・・

「4-1」の『大草方面から進入可能にするための信号交差点設置』案について。上記では「事故の懸念が・・・なので賛成でも反対でもない」と書きましたが、この場所一帯の中央分離帯の植え込みを無くせば見晴らしが良くなるので、事故の懸念はほとんどなくなるのではないかと思いました。(^^)

あと「3-2」の『中央道高速バス停の直近の場所へ屋根付き駐輪場』案の欄に貼ってある以前作成した修正画像ですが、多治見方面はその場所よりも更に奥、フェンスで仕切られた部分(防音壁のすぐ前)に作り、加えて道を狭めるために設置されてるまったく無意味の"鉄の囲い"を取り除けば、道を狭めず邪魔にもならないので、良いなと思いました。
(※下の写真の赤くしてある部分に設置したら良いのではないかと。ちなみに無意味な"鉄の囲い"は、下の写真の自転車が置いてある場所を半分囲むように設置されているやつです。)
桃花台バスストップ:駐輪場設置位置案
桃花台バスストップ:駐輪場設置位置案 posted by (C)kyu3
中央道桃花台バス停入り口にある奇妙な柵
中央道桃花台バス停入り口にある奇妙な柵 posted by (C)kyu3


追記
この件に関する質問が、小牧市議会でも行われていたようです。その事が『こまき市議会だより 5月1日号』に掲載されていました。
それによると本社跡地の利活用は、所有者である"愛知県"と"小牧市の関係課"(※どの課か記載されていませんでした)により構成された、「桃花台線旧車両基地用地利活用検討会議」で検討を進めているそうです。
また現在の状況は、2月2日に"4回目"の検討会が行われ、小牧市側から区長会が取りまとめを進めている地元の要望(※おそらくこの記事で取り上げた要望)の報告が行われたそうです。

あとこれまでの検討会では、利活用案として「近隣住民の月極め駐車場」と「高速バス利用のための自家用車送迎などのスペース」、「高速バス用のパークアンドライド駐車場」について議論が行われたそうです。

市役所、公共施設(桃花台 便利リンク集)
[ 旧・桃花台新交通本社跡地に関する記事(桃花台新聞)]
旧・桃花台新交通本社跡地の資源回収ステーション、既に利用可能!?(小牧市光ヶ丘6丁目)
旧・桃花台新交通本社倉庫を利用して資源回収ステーション(小牧市光ヶ丘6丁目)
光ヶ丘第二駐車場に新しい入り口設置(小牧市光ヶ丘6丁目)
桃花台新交通本社の解体工事開始(小牧市光ヶ丘6丁目)
[ 中央道関連の記事(桃花台新聞)]
中央道で事故 - その4(小牧市光ヶ丘)
桃花台もGoogleマップ・ストリートビューの対象エリアに!!
中央道・桃花台高速バス停留所に関する地図を作製(フォト蔵)
中央道で事故 - その3(春日井市西尾町、他)

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by kyu3_2 | 2010-05-01 04:59 | 桃花台線(ピーチライナー) | Comments(2)

桃花台線に関する記事(WIRED VISION)

桃花台線(ピーチライナー)について書かれた記事が、「WIRED VISION」に掲載されていました。

間違った未来、新交通システム(その2) 間違えた根本にあったのは顧客不在(WIRED VISION)
桃花台新交通 100形
桃花台新交通 100形 posted by (C)りんてつ

記事の内容を要約すると、桃花台線をメインに、新交通システム(桃花台線などの一般的な鉄道と異なる仕組みを採用した鉄道)の問題点を分析・検証しています。興味のある方は見てみてはいかがでしょう?

ちなみにこの記事を書いた松浦晋也さんは、"ノンフィクションライター"です。現在は「主に航空宇宙分野について、執筆活動を行っている」との事。


最後に感想を少し。

とてもうまくまとまっていると思います。書いている内容も、概ね正しいと思います。
ただ少し間違っている・・・と言うか、違和感を感じるところが2つありました。

1.『ピーチライナーの小牧駅と名鉄小牧線の小牧駅は隣接しており乗り換えが遠いということはなかった』と言う点。
2.『上飯田駅から名古屋市街中心部につながる最寄り駅、名古屋市営地下鉄・平安通駅までの800mはバス輸送に頼らざるを得なかった』と言う点。

まず「1」についてですが、建物が隣接していますし、確かに距離はそんなになかったですが、乗り換えは結構大変でした。(^^;
桃花台線の小牧駅が高架駅であるのに対し、名鉄の小牧駅は地下にホームがあります。だいたいマンションなどで例えると、桃花台線小牧駅のホームは"地上3階"、名鉄小牧駅は"地下2階"といったところでしょう。そのため乗り換えるには、"4階分"降りなければなりません。これも桃花台線の利用者が伸びなかった、1つの要因だったでしょう。

余談ですが、私が初めてピーチバスに乗って小牧駅で降りた時、一番感じたのは「めっちゃ楽!」と言う事でした。

旧・桃花台新交通小牧駅
旧・桃花台新交通小牧駅 posted by (C)KKPCW

名鉄小牧駅ホームLED
名鉄小牧駅ホームLED posted by (C)7000系元白帯車


あと「2」についてですが、この点は良く間違えられるのですが・・・(^^;
確かに上飯田駅と平安通駅の間には、バスが運行されていました。しかしほとんどの人はバスを利用せず、歩いて移動していました。と言うのも、距離が「800m」とそれ程離れている訳ではなく、道も一直線で比較的歩きやすかったからです。なのでわざわざバスを待つよりは、たいてい歩いて行った方が早く着くのではないかと。



「桃花台線」で検索(Yahoo! Japan)
「桃花台線」で検索(Google)
「桃花台線」で検索(YouTube)
「桃花台線」で検索(フォト蔵)

松浦晋也(Wikipedia)
松浦晋也のL/D・・・松浦さんの公式ブログ。
「松浦晋也」で検索(Yahoo! Japan)
「松浦晋也」で検索(Google)
「松浦晋也」で検索(Google ニュース)
「松浦晋也」で検索(Amazon.co.jp)
「松浦晋也」で検索(YouTube)

公共交通機関(桃花台 便利リンク集)
天気予報、ニュース、ブログ(桃花台 便利リンク集)

追記(5月26日)
この記事の続編が、WIRED VISIONにアップされていました。桃花台新聞のこの記事の事が、記事の始めに書かれていました。(^^)

間違った未来、新交通システム(その3) HSSTに見る次世代新交通システムの使い方は?(WIRED VISION)

ちなみに今回は、「廃止への道を"まっしぐら"」と言った感じの問題鉄道「リニモ」について書かれています。興味のある方は、見てみてはいかがでしょう?
[ 桃花台線関連の記事(桃花台新聞)]
桃花台線インフラ一部を小型道路??(桃花台線インフラ活用懇談会)
旧・桃花台新交通本社倉庫を利用して資源回収ステーション(小牧市光ヶ丘6丁目)
債権放棄額決定、3者で総額31億円に(桃花台新交通、愛知県、小牧市、他)

 上記以外にも、桃花台線(ピーチライナー)に関する記事を多数書いています。もし興味のある方は、カテゴリ「桃花台線(ピーチライナー)」をご覧下さい。

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by kyu3_2 | 2010-04-23 19:55 | 桃花台線(ピーチライナー) | Comments(2)

旧・桃花台新交通本社跡地の資源回収ステーション、既に利用可能!?(小牧市光ヶ丘6丁目)

小牧市役所にメールで問い合わせたところ、小牧市光ヶ丘6丁目の旧・桃花台新交通本社跡地に整備された資源回収ステーションは、既に今月(4月)1日(水)から、利用できるようになっているそうです。

← 資源回収ステーション
資源回収ステーション
資源回収ステーション posted by (C)KKPCW

持ち込み可能なゴミおよび資源の種類は、以下の通りです。
・プラスチック製容器包装
・空きびん
・空き缶
・金属類
・ペットボトル
・古紙
・古布
・蛍光管類
・廃食用油
なお詳しい事は、『広報こまき 5月1日号』に掲載されるそうです。

ちなみに、持ち込めるのはあくまで"業務時間内"なので、24時間持ち込める訳ではありません。

「資源回収ステーション」で検索(Yahoo! Japan)
「資源回収ステーション」で検索(Google)
「資源回収ステーション」で検索(OKWave)

旧・桃花台新交通本社倉庫を利用して資源回収ステーション(小牧市光ヶ丘6丁目)(桃花台新聞)

市役所、公共施設(桃花台 便利リンク集)
公共交通機関(桃花台 便利リンク集)

追記(5月2日)
広報こまき 5月1日号』に、この施設の詳細が掲載されていました。それによると、利用可能日時は以下の通りです。
平日:
午前8時30分~午後5時

土日・祝日:※1月1日~3日は除く
午前9時~午後5時
なお、持ち込みの方法ですが、それぞれの種類・品目ごとに分別し、資源用収集袋などに入れて、持ち込んで下さい。
[ 旧・桃花台新交通本社跡地に関する記事(桃花台新聞)]
旧・桃花台新交通本社倉庫を利用して資源回収ステーション(小牧市光ヶ丘6丁目)
光ヶ丘第二駐車場に新しい入り口設置(小牧市光ヶ丘6丁目)
桃花台新交通本社の解体工事開始(小牧市光ヶ丘6丁目)
月極駐車場の利用者募集!(小牧市光ヶ丘6丁目、旧・桃花台新交通本社)
敷地の一部が駐車場に!(桃花台新交通、光ヶ丘6丁目)

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by kyu3_2 | 2009-04-18 05:04 | 桃花台線(ピーチライナー) | Comments(2)

桃花台線インフラ一部を小型道路??(桃花台線インフラ活用懇談会)

先日先んじて〈・・・と言うか、"広報役"として)読売新聞が報じた桃花台線インフラ利活用懇談会」作業部会(年に数時間の会合さえ「忙しくて集まれない」として作られた下部組織。議論の内容やいつどこで開催されたのかさえ"完全非公開"。)がまとめた「桃花台線インフラを小型道路にする案」を、懇談会の全委員が了承。3月30日(月)に愛知県に対し、"提言"として提出されたそうです。
(※中日新聞 3月31日(火)朝刊 34面)

「高架を小型車道に」提言 桃花台線(YOMIURI ONLINE)
桃花台線のインフラ活用懇談会(CBC NEWS i)

その内容は、以下の通りです。
1.桃花台ニュータウン国道155号の小牧原駅北交差点までの約3キロ区間を、小型車専用道路に作り変える。
2.国道155号には路線バス専用レーンも設ける。
3.「1」と「2」の工事には、高架の耐震補強を含め、"約90億円"の費用がかかる(中日新聞には"約86億円"とある)。
まず「1」についてですが、中日新聞紙面によると、道路化するとされている区間は、以下の区間なのだそうです。(赤い目印が出入り口です。)


またこれも中日新聞紙面に書かれていたのですが、この小型道路で想定されているのは、両側2車線(片側(一方向が)1車線)の道路なのだそうです。

あと「1」と「2」を行う理由として、
この区間は通勤時の渋滞が発生場所。十五~二十年後には国道155号が東西の国道19号、41号と直結するため、・・・(略)・・・乗用車などの小型車と、桃花台線代替バス(ピーチバス)のすみ分けが将来の渋滞緩和に寄与する

『桃花台線 活用にも86億円』中日新聞 3月31日(火)朝刊 34面

※( )内は私が補足しました。
とも言っているそうです。

ちなみに「2」のバスレーンについてですが、この区間を走っている路線バスは、現在2路線しかありません。それは、あおい交通桃花台線(ピーチライナー)の代替バスとして運行させた「ピーチバス」と、名鉄バスが運行させている都市間高速バス桃花台線(桃花台ニュータウン-名鉄バスセンター間を小牧駅経由で結ぶ高速バス)です。
このうち都市間高速バスは、桃花台から名鉄バスセンターへと向かう場合、途中東田中交差点で左折(南下)してしまうので、この区間をまるまる全て走るのは、ピーチバスだけです。

そして「CBC NEWS i」の記事によると、愛知県はこの提言を受けて、15年後の"2024年"までにこの提言内容を実現させる事で、今後小牧市や国などと検討を始めるそうです。

あと最後に「小型道路」(小型車専用道路)について補足しておくと、国土交通省公式サイトの資料によると、次のように定義されています。
道路構造令の一部を改正する政令について 平成15年7月24日
・・・(中略)・・・
 (1)小型道路(乗用車専用道路)

土地利用や用地、工費などの問題が懸案となって、抜本的な渋滞対策を行うことができないところについて、一般の乗用車と小型の貨物車等、一定の規模以下の自動車のみが走行可能な乗用車専用道路の導入が可能・・・

道路構造令の一部を改正する政令について』(国道交通省)
つまりこの場合の「小型車」とは、"軽自動車"の事ではなく、大型トラックなどを除く一般的な乗用車や小型貨物自動車などを指します。またYahoo!辞書の「小型自動車」の説明を読む限りだと、二輪車(バイク)も小型自動車に含まれるそうです。そのため小型道路は、バイクも通行可能のようです。


この提言に対する感想は、後日書こうと思います。

桃花台線インフラ利活用懇談会会議録
 └ 同懇談会の会議録として公開されている文書は、全て"画像形式"のPDFファイルとして公開されています。そのため文書の2次利用(コピーや文字列の検索)などが行いにくくなっています。おそらく県民にできるだけ検証されないようにする為と、検索エンジンに文書内の言葉が引っかからないようにする為に、このような公開の仕方をしたのでしょう。まったくもってひどい限りです。
そのためこの文書をOCR化したものなどを、このページで公開しています。興味のある方は、是非読んでみて下さい。懇談会の委員達がどれだけひどい議論を行なっていたか、彼らがインフラ利用を"二の次"扱いにしていた事実、需要もほとんどないと分かっているこの区間にただただ公共交通機関を作ろうとしていた事も分かるでしょう。

桃花台線インフラ利活用懇談会(Wikipedia)

公共交通機関(桃花台 便利リンク集)
市役所、公共施設(桃花台 便利リンク集)
地図(桃花台 便利リンク集)
天気予報、ニュース、ブログ(桃花台 便利リンク集)
[ 桃花台線インフラ利活用懇談会問題関連の記事(桃花台新聞)]
桃花台線の施設の再利用に新交通システム??(桃花台線インフラ利活用懇談会)
第2回桃花台線インフラ利活用懇談会が開催
1年以上、会議すら行なわず!!(桃花台線インフラ活用懇談会)
読売新聞の桃花台線インフラ利用に関する記事に疑問
読売新聞の桃花台線インフラ利用に関する記事に疑問 - その2
[ 桃花台線廃止後の提案に関する記事(桃花台新聞)]
桃花台線廃止後の提案:高架橋はできるだけ早く撤去すべきだ!
桃花台線廃止後の提案:残った駅舎や高架橋をどうするか?
桃花台線廃止後の提案:残った駅舎や高架橋をどうするか?- その2
桃花台線廃止後の提案:残った駅舎や高架橋をどうするか? - その3
桃花台線廃止後の提案:残った駅舎や高架橋をどうするか? - その4
桃花台線廃止後の提案:桃花台東駅・桃花台センター駅間に歩道を作る - その2
桃花台線廃止後の提案:バス停を移動させたら・・・(旧桃花台センター駅付近)
桃花台;線廃止後の提案:本社跡地を駐車場にするべきだ!
桃花台線廃止後の提案:桃花台東駅・桃花台センター駅間に歩道を作る
桃花台線廃止後の提案:桃花台センター駅・西駅間の軌道の一部を歩道にする
[ 上記以外の桃花台線関連の記事(桃花台新聞)]
旧・桃花台新交通本社倉庫を利用して資源回収ステーション(小牧市光ヶ丘6丁目)
債権放棄額決定、3者で総額31億円に(桃花台新交通、愛知県、小牧市、他)
桃花台新交通本社の解体工事開始(小牧市光ヶ丘6丁目)

 上記以外にも、桃花台線(ピーチライナー)に関する記事を多数書いています。もし興味のある方は、カテゴリ「桃花台線(ピーチライナー)」をご覧下さい。

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by kyu3_2 | 2009-03-31 17:22 | 桃花台線(ピーチライナー) | Comments(14)

旧・桃花台新交通本社倉庫を利用して資源回収ステーション(小牧市光ヶ丘6丁目)

小牧市光ヶ丘6丁目の旧・桃花台新交通本社の敷地内にあった建物は、1棟を残して全て撤去され、現在更地になっていますが・・・

愛知県庁にメールで問い合わせたところ、その唯一残された建物(元は倉庫として利用されていた小さな建物)を利用して、小牧市の「資源回収ステーション」(資源ゴミの中間集積施設)が開設されるそうです。

← 資源回収ステーション

小牧市議会の会派の1つ「新政クラブ」の活動報告ブログに『3月以降の運営見通し』と言う記述がある事から、ひょっとしたら近い内に運営が開始されるのではないかと思われます。

平成21年第1回定例会(3月議会)一般質問(小牧市議会 新政クラブ)

なお、上記の愛知県庁からの返信メールによると、この資源回収ステーションとしての利用は、現状はあくまで一時的なもののようです。まだこの土地(旧・桃花台新交通本社跡地)には法律的に利用制限があり、他の様々な施設を整備するには、"都市計画の変更"が必要なのだそうです。そのため、私が何度もこのブログで書いている旧・桃花台新交通本社跡地全体に月極駐車場を整備する案も、"都市計画の変更"が必要なのだそうです。
しかし「なぜ資源回収ステーションが良くて、月極駐車場が駄目なのか?」、また新しい月極駐車場がこの土地の一部に整備され既に貸し出しが開始されていますが、「なぜそちらは良くて、更に他の場所にも整備するのは駄目なのか?」と言う点については、謎です。返信メールにもはっきりと書かれていなかったので、分かりません。

なおこの土地の"都市計画の変更"については、「他のインフラ部分の利活用を踏まえて検討する必要がある」として、現状ではまったく行なうつもりはないそうです。


最後に感想を少し。

上記でも書きましたが、「なぜ資源回収ステーションが良くて、月極駐車場が駄目なのか?」、「なぜ更に他の場所にも月極駐車場を整備するのは駄目なのか?」と言う点については、疑問が残ります。また資源回収ステーションの開設は、おそらく小牧市側から県に対し要請が行われたのではないかと思うのですが、・・・
桃花台ニュータウンの北東側には、既にエコハウス小牧があります。この施設では、資源ゴミの回収・集積やリサイクルが行なわれています。なので、なぜ新たに資源回収ステーションを作る必要があったのか・・・この点も疑問です。 (?_?)

あと県が「他のインフラ部分の利活用を踏まえて検討する必要がある」としてこの土地の整備を行なわない事については、大いに疑問です。なぜならこの土地と他のインフラ部分(駅舎や高架等々)では、事情がまったく異なるからです。他のインフラ部分に関しては「撤去費用が高い」として、ろくに議論や残した後の事をまったく考える事なく、残す事を決定。なおかつその残された部分の再活用を巡っては、集められた「桃花台線インフラ利活用懇談会」の委員達が暴走(妄想)し、まともな議論や意見を出す事さえできずにいます。
一方この土地は既に建物が撤去され、更地になっています。つまりすぐにでも、何か別の事業を本格的に行ったり、あるいは企業などに売却する事も可能です。
にも関わらず、この土地を他のインフラ部分と一緒に考えていては、結局この土地が更地のまま、ただ置かれる事になります。それは本当にもったいない。

桃花台線(ピーチライナー)の建設と維持には、既に"約350億円"もの税金が使われています。そのうちの約115億円は、何の法律的根拠もないまま、桃花台ニュータウン整備費用に上乗せされ、ニュータウン住民がだまし取られた額です。しかも廃止から2年半もの長い時間を経ても、未だにインフラをどうするのか決まっていない(と言うか、まともな議論さえ行われていない)状態です。
そもそも桃花台線の高架や駅舎などのインフラを別の何かに転用するなんて事は、どう考えても不可能でしょう。そうなれば、いずれ撤去となる可能性は極めて高い。ちなみに、撤去には"約100億円"かかるとされています。また国に対し、桃花台線建設に際しもらった補助金のうち、"約38億円"を返還せねばなりません。つまりこれからも桃花台線およびそのインフラがある事によって失われていく税金の額は、更に増えていく事になります。

「負債」の処理で一番重要なのは、素早い処理です。何も対処せずただ残しておいても何の解決にもなりませんし、これらインフラはただ残しておくだけでも、巨額の維持・管理費用がかかります。ちなみに桃花台線の高架部分は、運営会社の桃花台新交通が経費削減を理由に耐震補強費用を削っていた為、ただ立たせておくだけでも、巨額の費用(桃花台線のあり方検討会が出した耐震補強費用の試算は"約28億円")がかかります。
その費用をまかなう意味でも、また桃花台線が建設された事で失われた税金を少しでも取り戻す意味でも、私はこの土地ですぐに何か事業を行うべきだと思います。
その際一番良いと思うのは、以前から何度もこのブログで書いていますが、この土地の残りの部分も含め、全てを月極め駐車場にする事だと思います。なぜなら周辺に住む桃花台ニュータウン住民の多くが、駐車場を必要としているからです。つまり需要が確実に見込めるからです。
桃花台ニュータウンでは、1人1台の車がある家は、決して珍しくありません。一家で3・4台持っているのも、珍しくありません。しかし一戸建ての敷地内にある駐車場に置ける台数は、せいぜい2台まで。ギリギリ3台置ける家もありますが、非常に少ないと思います。また桃花台ニュータウン内やその周辺には、約40近くの月極め駐車場があります。しかしそれでも、路上駐車している車で溢れている状況です。

月極駐車場(桃花台便利リンク集)

桃花台ニュータウン内の駐車場の平均価格は、約5000~6000円です。一番高いところで、7000円の所があります。この土地の一部に既に整備されている駐車場の価格が6000円である事から、その値段で貸し出したとすると、おおよそ400台くらい駐車できそうだと思うので、全て契約できたとしたら1ヶ月で"240万円"の収益です。駐車場はほとんど維持費用がかからない事から、これらが丸々県庁に入ってくる事になります。1年に換算すると"2880万円"。10年で"約3億円"になります。
これらは撤去費用の"約100億円"と比べても、微々たるものです。また桃花台線で失われた"約350億円"もの費用と比べてみても、本当に微々たるものです。しかしもしこの事業を行ったなら、今後必ず必要になるインフラの維持・管理費用や撤去費用の負担を、わずかですが減らす事ができます。そう言う意味でも、出来るだけ早く実行すべきだし、他のインフラと合わせて実行していては、結局それが決まるまでの間得られる収益を、見す見す捨ててしまうようなものです。

公共交通機関(桃花台 便利リンク集)
市役所、公共施設(桃花台 便利リンク集)

追記(4月18日)
この資源回収ステーション整備の経緯について小牧市役所に問い合わせたところ、次のような回答がありました。
整備の経緯については、桃花台新交通株式会社の清算に伴い、平成19年度に愛知県および桃花台新交通株式会社から小牧市に対して既存建物を暫定的に有効利用することはできないかとの申し出がありました。それを受けて全庁的に検討した結果、資源回収ステーションを計画することになりました。その理由は、倉庫を利用して小牧原で実績があること、以前より議会や区長会から増設要望のあること、桃花台新交通株式会社跡地は東部地区のほぼ中央に位置し2番目の資源回収ステーションとして適地であることなどです。
この文面からも分かる通り、要請は"愛知県側"からあったそうです。そのため上記の「小牧市が県に要請したのでは・・・」と言う推測は、誤りでした。

また上記の「エコハウス小牧(リサイクルプラザ)でも資源回収が行われているのに・・・」と言う点についても質問したのですが、それについても回答がありました。それによると、
リサイクルプラザには、指定の集積場所に出された「資源」や「ごみ」のうち、空きびん、空き缶、ペットボトルが収集車で運ばれてきます。しかし、持ち込みについては、廃食用油のみを取り扱っており、他の資源(古紙・古布、空き缶、空きびん、ペットボトル等)は取り扱っていません。
との事でした。そのためこの点は、私の勘違いでした。(^^;

なので、上記の間違っている部分に、"打ち消し線"を入れました。
[ 桃花台線関連の記事(桃花台新聞)]
債権放棄額決定、3者で総額31億円に(桃花台新交通、愛知県、小牧市、他)
読売新聞の桃花台線インフラ利用に関する記事に疑問 - その2
桃花台新交通本社の解体工事開始(小牧市光ヶ丘6丁目)

上記以外にも、桃花台線(ピーチライナー)に関する記事を多数書いています。もし興味のある方は、カテゴリ「桃花台線(ピーチライナー)」をご覧下さい。

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by kyu3_2 | 2009-03-12 12:19 | 桃花台線(ピーチライナー) | Comments(0)

債権放棄額決定、3者で総額31億円に(桃花台新交通、愛知県、小牧市、他)

NHKニュースを見て知ったのですが、2007年7月に桃花台線(ピーチライナー)の運営会社「桃花台新交通」が、名古屋地裁に対し申し立てていた、"特別清算"による財産および負債の処理申請が、ようやく決着したそうです。

桃花台線の債権放棄額 決まる(NHKニュース>東海のニュース)

それによると、計"41億円"の債権のうち、資産や土地の売却などで返済できる額が"10億5400万円"だったそうです。その為、去年(2008年)1月に中日新聞が報じた額よりも少なかったものの、愛知県小牧市名鉄の3者で、計"約31億円"の債権を放棄する事で決着したそうです。
なお、細かな内訳は以下の通り。
・愛知県 → 29億8070万円
・小牧市 →  1億1990万円
・名鉄 →       600万円
特別清算とは(港区産業観光ネットワーク)
特別清算(御器谷法律事務所)

桃花台新交通(Wikipedia)

名古屋鉄道(Wikipedia)
名古屋鉄道(Yahoo! カテゴリ)

名古屋地裁に特別清算を申請(桃花台新交通)(桃花台新聞)
債権放棄3者で総額約33億円(桃花台新交通、愛知県、小牧市、他)(桃花台新聞)

公共交通機関(桃花台 便利リンク集)
市役所、公共施設(桃花台 便利リンク集)
天気予報、ニュース、ブログ(桃花台 便利リンク集)

追記
この件に関する記事が、中日新聞の紙面に掲載されていました。それによると、債権放棄の和解が成立したのは、昨日(2月5日(木))だったそうです。また昨年1月時点の見込みよりも債権放棄額が下がった理由は、金属スクラップの売却益が予想を上回ったからなのだそうです。
(※2月6日(金)朝刊 18面)

追記
この件に関する記事が、毎日新聞のインターネット版にも掲載されていました。

ピーチライナー:特別清算が終了 4者間の和解成立(毎日jp)
[ 桃花台線関連の記事(桃花台新聞)]
読売新聞の桃花台線インフラ利用に関する記事に疑問 - その2
桃花台新交通本社の解体工事開始(小牧市光ヶ丘6丁目)
公式サイトが完全閉鎖(桃花台新交通)

上記以外にも、桃花台線(ピーチライナー)に関する記事を多数書いています。もし興味のある方は、カテゴリ「桃花台線(ピーチライナー)」をご覧下さい。

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by kyu3_2 | 2009-02-06 11:56 | 桃花台線(ピーチライナー) | Comments(2)

読売新聞の桃花台線インフラ利用に関する記事に疑問 - その2

昨年(2008年)末の記事に続き、また読売新聞に、桃花台線(ピーチライナー)のインフラ再利用に関するおかしな記事が掲載されていました。それによると、当初からトンチンカンな議論や主張を展開し、約2年間もの間開催すらしていない桃花台線インフラ利活用懇談会」の作業部会が、今度は「桃花台線の高架橋を道路にする」と言う案をまとめ上げたそうです。
(※1月12日(祝・月)朝刊 29面)

廃止の桃花台線高架3キロ 小型車専用道に改修(YOMIURI ONLINE)

具体的な案の内容は、「桃花台ニュータウン内と小牧原駅の北側にある『小牧原駅北交差』までの間の高架橋を道路にする」と言うもの。またこの道路は『小型車専用』との事。
(『小型車』とは、Wikipediaによると、小型自動車とコンパクトカー(軽自動車ではない)の2つの意味があるようです。仮に小型自動車の意味で取ると、Yahoo! 辞書によると「道路運送車両法の規定により、全長4.7メートル、全幅1.7メートル、全高2.0メートル以下で、原動機の総排気量2.0リットル以下の四輪以上の自動車、および軽自動車以外の二、三輪自動車。」との事。おそらく大型・中型貨物やバス、あとはバイクや原付(?)も通れないのではないかと。)

ちなみに「作業部会」と言うのは、約2年前に行われた2回目の会合の議事録によると、当初からトンチンカンな議論を主導する、岐阜大学地域科学部教授の竹内伝史座長が「忙しくてメンバーが集まるのが容易でないため、集まれる人達だけで集まって議論しよう」と提案して出来た会で、桃花台線インフラ利活用懇談会の下部組織に当たるものです。

第2回懇談会会議録(※PDF形式)(愛知県庁)

そもそも忙しくて2年間も集まれない人達が委員を行っている事自体が、大きな問題ですが・・・。
(その為「委員達を選出したであろう愛知県庁都市整備課の担当者は、厳しい処分を課すべきだ!」と思います。この問題に加えて、委員達のおかしな議論内容を止めなかった責任や、明らかに無駄なアンケート調査を委員達に言われるがまま行った責任もあるので。個人的には"即・解雇"すべきだと思います。)

ただ上記の案はあくまで、懇談会下部組織の作業部会で、一部の委員と事務局職員(おそらく愛知県庁都市整備課の担当職員)が密かに集まって話し合い、まとめた案でしかなく、懇談会で愛知県庁に提出する提案として承認されたものでもありませんし、ましてや決定事項ではありません。


この件に関する感想を、以下に書こうと思います。まずはこの読売新聞の不可解な記事内容から。

昨年末の記事もそうでしたが、本当に読売新聞の記事(と言うか、「小林正道」と言う記者の桃花台線の記事)は非常にいい加減で、まったく事実と反する事や、あからさまな事実歪曲が含まれています。記事に沿って指摘していくと、以下の部分がそれです。

まず最初に「〈撤去か、活用か〉を巡って議論されてきた・・・」と書かれていますが289;これは完全に間違いです。なぜなら撤去に関する議論は、愛知県庁および桃花台線インフラ利活用懇談会では、ほとんどまったくと言って良いほど行われていないからです。
私の記憶が確かなら、愛知県庁は桃花台線廃止後(廃止になったのは2006年10月)すぐに、高額な撤去費用を理由に"撤去しない方針"としてしています。また桃花台線インフラ利活用懇談会は、この撤去しない方針を受けて再活用を検討するために集められたもので、撤去についてはまったく何も議論していないからです。
ちなみにこの費用が算出されたのは、廃止決定前の2005年末です。

次に「これが一番この記事で問題だ」と思う事実歪曲部分なのですが、記事では記者の主張(?)として、次のように書かれています。『廃線から約2年3か月が過ぎ、ようやく解決のめどがついた。』。これはどう見てもおかしい。上記でも書きましたが、この「作業部会」と言うのは、あくまで懇談会の下部組織に過ぎません。しかも仮にこの案が懇談会の案として正式採用されたとしても、この意見を県が採用するかどうかは、まったく別の話。
であるにも関わらず、他にも記事最後に『県の方針決定を受けて、新年度からは県警や地元小牧市なども含めた組織をつくり、具体化に向けた検討をスタートさせる。』と書いています。どう考えてもこれは事実歪曲以外の何ものでもありません。

次に、これは昨年末の記事でも指摘しましたが、記事に『大学教授や地元の住民代表らでつくる桃花台線インフラ利活用懇談会』と書かれていますが、これは完全に間違いです。と言うのも、委員の一人である大澤勲は、ニュータウン在住者ではありますが、住民が彼を選んだ事実はなく、あくまで"一住民"(または"一個人")として出ているに過ぎません。

次に、記事に掲載されている写真について。これは間違いや事実歪曲ではないのですが、要するにこのような閑散とした時間のインフラ設備とその下を通る国道155号を撮影した写真を掲載する事で、「もしインフラ部分を道路にしたら、これだけ空いた状態になる!」と思わせたかったのだと思います。
しかし見て分かる通り、現在でも国道155号は、かなりスムーズに通行できます。混雑する時間もあるにはありますが、ほとんどの時間は、非常にスムーズです。写真に映っている光景は、決して特別なものではなく、この道路の日常的な光景です。桃花台線の代替バスであるピーチバスに至っても、ほとんどの時間はスムーズに走ります。小牧駅からニュータウンへと向かう便などは、桃花台線を使って行くよりも早く家に帰れたりするくらいです。

そして最後に、なぜ記者はこの発言に疑問を呈さないのか不思議でしょうがないのですが・・・(?_?)??
記事では愛知県庁都市整備課の担当者の発言として、「2年以上かけた懇談会の審議は尊重したい」と言う発言を掲載しているのですが、これはどう考えてもおかしい発言です。と言うのも、そもそも懇談会が開催されたのは、この2年間の間で、わずか2回だけ。しかも両方とも、わずか2時間で議論が終了しています。つまり議論が行われたのは、2年間の間でわずか"4時間"に過ぎません。
ちなみに、先日愛知県庁都市整備課にメールを送って確認したところ、作業部会が行われたのは3回だけだったそうです。1回辺りの時間が懇談会と同じだったのであれば、わずか"6時間"。合計しても、"10時間"しか議論していなかった事になります。
しかも作業部会の議論は、議事録も資料も何も公開されていません。その為「いつ開催されたのか?」や「その会にどの委員が参加したのか?」等々、何も分かりません。このように完全に議論の内容が秘匿されている(その方が彼らにとっては、批判されず都合が良かったのでしょうが)事も大きな問題ですが、更におかしいのが、上部組織であるインフラ利活用懇談会の議論をまったく無視している点です。

第1回懇談会会議録(※PDF形式)(愛知県庁)
第2回懇談会会議録(※PDF形式)(愛知県庁)

上のPDFファイルの会議録(議事録)を読んでくれれば分かりますが、懇談会では終始、「何らかの公共交通機関を運行させる」と言う案を議論しています。その中に「インフラを道路にする」と言う案は、まったく話されていません。
そのうえ、これは懇談会も含みますが、作業部会も一度も沿線住民を対象としたアンケートを行っていません。また県民から広く意見を募集するような事も、一度も行なっていません。
そのため作業部会の議論は、懇談会の議論を無視しているだけでなく、沿線住民の気持ちや県民の意見も完全に無視しているのです。

このように、明らかにおかしい記述が多い事から、読売新聞(と言うか、「小林正道」と言う記者)は、何らかの目的があって、このような記述の仕方をしているのでしょう。それが何なのかは分かりませんが、今後読売新聞の桃花台線インフラに関する記事を読む際は、皆さん注意して下さい。

桃花台線インフラ利活用懇談会会議録
 └ 上記で提示した懇談会の会議録のPDFファイルは、なぜか画像形式のPDFファイルとして公開されています。その為、会議録の文字をコピーしたり、検索機能を使う事ができません。そこでこのファイルをOCRソフトで文書形式のPDFファイルにし、公開しました。ちなみに公開されているファイルは、以下の4つです。

第1回会議録(※PDF形式)
第1回会議録(※テキスト形式)
第2回会議録(※PDF形式)
第2回会議録(※テキスト形式)

桃花台線インフラ利活用懇談会(Wikipedia)

読売新聞の桃花台線インフラ利用に関する記事に疑問(桃花台新聞)

桃花台線の施設の再利用に新交通システム??(桃花台線インフラ利活用懇談会)(桃花台新聞)
第2回桃花台線インフラ利活用懇談会が開催(桃花台新聞)
1年以上、会議すら行なわず!!(桃花台線インフラ活用懇談会)(桃花台新聞)

公共交通機関(桃花台 便利リンク集)
市役所、公共施設(桃花台 便利リンク集)
地図(桃花台 便利リンク集)
天気予報、ニュース、ブログ(桃花台 便利リンク集)

追記(3月7日)
この記事で報道姿勢を強く批判した読売新聞の記事が、なぜか「YOMIURI ONLINE」(読売新聞のインターネット版)から削除されていました。

廃止の桃花台線高架3キロ 小型車専用道に改修(YOMIURI ONLINE)

おそらく色々なところから抗議が届いたからではないかと思われます。

平成21年第1回定例会(3月議会)一般質問(小牧市議会 新政クラブ)
旧桃花台線に関する新聞報道について(山下ともや★活動日記)

ちなみに以前批判したもう1つの読売新聞インターネット版の記事は、未だ公開されています。

(愛知)桃花台線 廃線から2年(YOMIURI ONLINE)

なお、Googleの同記事のキャッシュは削除されていましたが、Yahoo!の方にまだ残っていたので、以下にそのリンクと本文を掲載しておきます。

廃止の桃花台線高架3キロ 小型車専用道に改修(Yahoo! Japanキャッシュ:YOMIURI ONLINE)
廃止の桃花台線高架3キロ 小型車専用道に改修

愛知県懇談会構想 撤去に比べ安上がり?
三菱重工名誘辺りの桃花台線高架橋下の国道155号を写した写真掲載>
「小型道路」として再利用する構想が浮上した「桃花台線」の高架(6日、愛知県小牧市で)=小林正道撮影

 2006年秋に廃線となった愛知県小牧市の新交通システム「桃花台線」(7・4キロ)の高架について、県の作業部会が、一部を乗用車などの通行に限定した「小型道路」として改修、活用する構想をまとめたことがわかった。不要になった高架の撤去費用には約100億円が見込まれ、〈撤去か、活用か〉を巡って議論されてきた高架問題。廃線から約2年3か月が過ぎ、ようやく解決のめどがついた。

 構想をまとめたのは、大学教授や地元の住民代表らでつくる桃花台線インフラ利活用懇談会(座長・竹内伝史岐阜大教授)の作業部会。

 構想では、桃花台から国道155号の小牧原駅北交差点までの約3キロの区間を改修すると共に、同国道には路線バスの専用レーンも新設。一般の車両と路線バスを分離して、車の流れをスムーズにするなど、渋滞緩和にもつなげたい考えだ。今月内にも再開される懇談会で承認、県へ答申される見通し。

なお費用数十億円

 構想を実現するには、乗用車などが走るための路床や、高架に乗り降りするための取り付け道路を整備する必要があるが、高架をほぼそのまま利用できるため、改修費用は耐震補強も含め数十億円で済むと試算。高架の撤去費用に加え、今、取り壊せば建設時に国から受けた補助金約40億円の返還も求められるため、財政状況の厳しい県にとってメリットが大きいと判断したという。

 ただ、急速に景気が悪化する中、関係者からは「数十億円の新たな費用負担は小さくない」と、懸念する声も出ており、まだ曲折が予想される。

 県は06年12月に同懇談会を設置し、高架にIMTS(電波磁気誘導式バス)やガイドウエーバスを走らせる案などを検討してきた。しかし、高架の構造や改修費用などから実現が難しく、再利用法にめどがつかないまま、07年3月以降、懇談会も開かれていなかった。

 この構想について、県都市整備課は「2年以上かけた懇談会の審議は尊重したい」と受け入れる考え。県の方針決定を受けて、新年度からは県警や地元小牧市なども含めた組織をつくり、具体化に向けた検討をスタートさせる。

※最上部の「<三菱重工名誘・・・(中略)写真掲載>」の部分は、私;が付き足しました。

最後に感想を少し。

政治家が間違いをおかせば非難轟々するくせに、自分達の記事が間違っていても、謝罪すらしない。しかも記事をこっそり削除して、なかった事にしようとする。本当に卑怯だ!!

私は絶対、読売新聞を購読する事はないだろう。また読売新聞社の出版物も、買わないだろう。
[ 桃花台線関連の記事(桃花台新聞)]
桃花台新交通本社の解体工事開始(小牧市光ヶ丘6丁目)
公式サイトが完全閉鎖(桃花台新交通)
敷地の一部が駐車場に!(桃花台新交通、光ヶ丘6丁目)

上記以外にも、桃花台線(ピーチライナー)に関する記事を多数書いています。もし興味のある方は、カテゴリ「桃花台線(ピーチライナー)」をご覧下さい。
[ 桃花台線廃止後の提案に関する記事(桃花台新聞)]
桃花台線廃止後の提案:高架橋はできるだけ早く撤去すべきだ!
桃花台線廃止後の提案:残った駅舎や高架橋をどうするか?
桃花台線廃止後の提案:残った駅舎や高架橋をどうするか?- その2
桃花台線廃止後の提案:残った駅舎や高架橋をどうするか? - その3
桃花台線廃止後の提案:残った駅舎や高架橋をどうするか? - その4
桃花台線廃止後の提案:桃花台東駅・桃花台センター駅間に歩道を作る - その2
桃花台線廃止後の提案:バス停を移動させたら・・・(旧桃花台センター駅付近)
桃花台線廃止後の提案:本社跡地を駐車場にするべきだ!
桃花台線廃止後の提案:桃花台東駅・桃花台センター駅間に歩道を作る
桃花台線廃止後の提案:桃花台センター駅・西駅間の軌道の一部を歩道にする

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by kyu3_2 | 2009-01-26 10:25 | 桃花台線(ピーチライナー) | Comments(12)

光ヶ丘第二駐車場に新しい入り口設置(小牧市光ヶ丘6丁目)

先日、小牧市光ヶ丘6丁目にある旧・桃花台新交通本社跡地にできた月極駐車場の前を通ったら、新しい入り口が設置されていました。

設置されていた場所は、以下の2ヶ所(赤い「X」)です。

光ヶ丘第二駐車場の緑道側入り口
光ヶ丘第二駐車場の緑道側入り口 posted by (C)kyu3

最後に感想を少し。

以前から「この場所に駐車場入り口を設定した方が良い」と考えていたので、実際設置されて、とても良かったなと思います♪ (^^) この駐車場を利用している人達にとっては、とても使いやすくなったのではないかと思います。

あと現在はまだ、既に完全に撤去され更地になった旧・桃花台新交通本社屋や車両基地跡地の今後の整備は決まっていないようなのですが・・・
もしこの場所にも月極駐車場を整備するのであれば、できたら以前書いたように、中央道高速バス停留所(「桃花台バスストップ」)付近にある階段(※下の写真)を使えるようにし、その他にあと3ヶ所(青い「(矢印)」)出入り口が設置されれば良いなぁ~と思います。そうすれば「どの方向に住む住民からも利用しやすくなる」と思うので。 (^^)

桃花台新交通本社跡地を駐車場にする案
桃花台新交通本社跡地を駐車場にする案 posted by (C)kyu3

桃花台新交通 車庫跡
桃花台新交通 車庫跡 posted by (C)りんてつ

桃花台新交通(Wikipedia)

月極駐車場(桃花台 便利リンク集)
地図(桃花台 便利リンク集)
[ 旧・桃花台新交通本社跡地に関する記事(桃花台新聞)]
桃花台新交通本社の解体工事開始(小牧市光ヶ丘6丁目)
月極駐車場の利用者募集!(小牧市光ヶ丘6丁目、旧・桃花台新交通本社)
敷地の一部が駐車場に!(桃花台新交通、光ヶ丘6丁目)
桃花台新聞 : 電気通信設備等の撤去開始(桃花台新交通)
レンタサイクル事業や月極駐車場の新規受付けを終了(桃花台新交通)
桃花台線廃止後の提案:本社跡地を駐車場にするべきだ!

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by kyu3_2 | 2008-12-24 04:28 | 桃花台線(ピーチライナー) | Comments(0)

桃花台新交通本社の解体工事開始(小牧市光ヶ丘6丁目)

先日たまたま小牧市光ヶ丘6丁目にある桃花台新交通の本社屋の近くを通ったら、建物の周囲に足場が設置され、その周囲に防音用のシートが張られていました。どうやら本社屋の解体作業が、ようやく開始されるようです。



最後に感想を少し。

既に旧・桃花台新交通本社敷地の一部が、今年(2008年)の7月から、月極駐車場として貸し出されていますが、建物が撤去された場所にも駐車場が整備されたら良いなと思います。 (^^)

月極駐車場の利用者募集!(小牧市光ヶ丘6丁目、旧・桃花台新交通本社)(桃花台新聞)
桃花台線廃止後の提案:本社跡地を駐車場にするべきだ!(桃花台新聞)

桃花台新交通桃花台線(Wikipedia)

公共交通機関(桃花台 便利リンク集)
月極駐車場(桃花台 便利リンク集)

追記(10月24日)
たまたま桃花台新交通本社屋近くを通ったら、建物の半分が、大きなショベルカーによって壊されていました。「間違いなく解体作業」と言う事で、タイトルの一部を修正しました。

追記(10月27日)
桃花台新交通本社前を通ったら、本社屋だけでなく、軌道や歩道橋なども壊されていました。なので、タイトルの一部を修正しました。

追記(11月21日)
この記事へのトラックバックとコメントで知ったのですが、鉄道関係の記事が豊富な"りんてつ"さんのブログ「りんてつのパノラマブログ」に、桃花台新交通本社の解体工場に関する記事が、掲載されていました。

ピーチライナー その後… 2008・11(りんてつのパノラマブログ )

以下の写真は、上記の記事に掲載されていたものです。

桃花台新交通 車庫跡
桃花台新交通 車庫跡 posted by (C)りんてつ

桃花台新交通 車庫跡
桃花台新交通 車庫跡 posted by (C)りんてつ

上の写真の他にも、りんてつさんのブログの記事には、桃花台新交通本社解体工事の様子を撮影した写真が多数掲載されています。興味のある方は、見てみて下さい。

天気予報、ニュース、ブログ(桃花台 便利リンク集)

追記(2009年1月4日)
解体後の更地を撮影した写真を掲載しているブログの記事を、見つけました。

歩いていたら、びっくり!(ビールおやじの今日も元気に・・。)

追記(3月23日)
解体後の本社跡地の一部(ちょうど南西角の軌道が残る橋の手前)を撮影した写真を掲載しているブログの記事を、見つけました。

名古屋城に行った次の日の風景~7回目♪(一眼デジカメ初心者の勉強部屋)

追記(4月1日)
すっかり更地となった本社跡地の一部を撮影した写真を掲載しているブログの記事を、見つけました。

ピーチライナー廃線跡 車両基地跡は更地に いまだに残る駅、高架橋 撤去に100億?(喜多山栄の乗って、歩いて、湯に浸かり)

以下の写真は、上記の記事に掲載されていたものです。

ピーチライナー車庫跡
ピーチライナー車庫跡 posted by (C)喜多山栄

追記(2010年5月2日)
旧・桃花台新交通本社跡地がすっかり更地になった写真を撮影してきたので、下記に掲載しておきます。
旧・桃花台新交通本社跡地_02
旧・桃花台新交通本社跡地_02 posted by (C)kyu3
旧・桃花台新交通本社跡地_07
旧・桃花台新交通本社跡地_07 posted by (C)kyu3
[ 桃花台線関連の記事(桃花台新聞)]
公式サイトが完全閉鎖(桃花台新交通)
敷地の一部が駐車場に!(桃花台新交通、光ヶ丘6丁目)
債権放棄3者で総額約33億円(桃花台新交通、愛知県、小牧市、他)

上記以外にも、桃花台線(ピーチライナー)に関する記事を多数書いています。もし興味のある方は、カテゴリ「桃花台線(ピーチライナー)」をご覧下さい。

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by kyu3_2 | 2008-10-17 22:21 | 桃花台線(ピーチライナー) | Comments(6)

読売新聞の桃花台線インフラ利用に関する記事に疑問

桃花台線(ピーチライナー)に関する記事が、「YOMIURI ONLINE」に掲載されていました。

(愛知)桃花台線 廃線から2年(YOMIURI ONLINE)

記事によると、第1回目からトンチンカンな意見や議論を展開した挙句、1年以上にわたって会議をボイコットし続けていた桃花台線インフラ利活用懇談会」が、先日の批判報道を受けてか、ようやく10月に第3回目が開催される事が決まったそうです。

また正直これらがなぜ今更行なわれたのか、要請した桃花台線インフラ利活用懇談会の委員達やそれを受けつけた愛知県庁都市整備課の見識が疑われるのですが・・・
既に「桃花台線のあり方検討会」によって行われたと思われる「軌道(高架橋等)の耐震性」に関する調査や、こちらは桃花台線の廃止前や廃止後に様々な機関や団体によって数回行なわれ、全ての調査で「利用者が沿線地域の中でも限られた極一部の人しか利用しない!」とはっきりと結果が出ている「需要予測などの調査結果」が、またまたまたまた発表されるようです。

桃花台線のあり方に関する提言(※PDF形式)(愛知県庁)・・・「桃花台線は、桃花台ニュータウンの人口の約6%程度に相当する人が利用しているに過ぎない。」と言う調査結果が書かれています。ちなみにこの数字は、小牧市全体で言うと約1.6%になります。
最近のアンケート調査結果1(※PDF形式)(愛知県庁)
桃花台ニュータウン住民の公共交通機関利用状況 - その2(桃花台線、他)(桃花台新聞)

この記事に関する感想を書こうと思います。

こんなにひどい記事は、久しぶりに見ました。以前中日新聞が2005年に桃花台線存廃問題で、同じような現実を歪曲し極一部の限られた人の意見によって都合良く塗り固められ内容の記事を掲載していましたが、それ以来でしょうか。

中日新聞の桃花台線に関する記事に対して(桃花台新聞)
中日新聞の桃花台線に関する記事に疑問(桃花台新聞)
中日新聞の桃花台線に関する記事に疑問 - その2(桃花台新聞)

これまで私は、「YOMIURI ONLINE」の記事を結構評価してきました。特に桃花台ニュータウンに関する記事は、きちんと取材されているようでしたし、ちゃんと桃花台ニュータウンの実情を分かったうえで書いているように感じられました。
それらの記事を書いていた人と名前が違うので、おそらくこの記者は桃花台ニュータウンの事をまったく知らない人で、今回取材を行なった数人の人物にしか話を聞かず、適当にまとめたのでしょう。

名鉄小牧駅と桃花台ニュータウンを結ぶ新交通システム「桃花台線」が廃線となって間もなく2年。新たなバス路線が開設されたが、ニュータウン住民からは、残された高架軌道を別の公共交通手段として活用することを望む声も強い。愛知県は活用方策を検討するための懇談会を設置したものの、いまだに方向は示されていない。小牧市も静観を決め込んでおり、住民のイライラが募っている。

『(愛知)桃花台線 廃線から2年 : どうなる どうする』(YOMIURI ONLINE)

上記の「ニュータウン住民からは、残された高架軌道を別の公共交通手段として活用することを望む声も強い。」と言うのは、完全に間違いです。
そもそも桃花台ニュータウン住民でさえ、桃花台線に関する関心は極めて低いです。存廃問題しかり、現在のインフラ問題についても同じような状況です。なぜそうなのかと言うと、元々新興住宅地である為、街に関する関心が極めて低いです。そのうえほとんどの人が普段まったく桃花台線を利用していませんでしたし、現在もピーチバスは極一部の人しか利用していません(ちなみに補足しておくと、桃花台線よりも少ないです)。
「関心があるのは、家族の事や自分達が住んでいる家と敷地くらい」と言う人がほとんどでしょう。沿線に家があると言っても、実際インフラのすぐ横に建っているのは道路沿いの極限られた住宅のみです。その為インフラに関しても、すぐ横にインフラがある家は少し違うかもしれませんが、ほとんどの住民は「どうなるのかねぇ・・・」とまるで他人事のような状況です。
ほとんどの人が「ピーチバスに乗っていない」・「インフラについて関心がない」状況なのですから、望む声が極一部あるのは知っていますが、それが多いはずがありません。むしろ「ほとんどない」と言っても過言ではないでしょう。

それから「住民のイライラが募っている。」と言うのも、実際私を含め極少数の人達が、懸念を表明しているくらい。ほとんどの人は「関心すらない」・「他人事」な訳ですから、これも当然表現として完全に間違いです。

ちなみに、桃花台線廃止が騒がれた2006年1月~3月までの間でさえ、桃花台ニュータウン内の街頭で存続を訴える活動や利用促進活動は、まったく行なわれていません。更に運営会社の桃花台新交通常務の話では「問い合わせの電話すら一本もなかった」との事。
この事からも、桃花台ニュータウン住民がいかに桃花台線に関心がないか、また引いてはインフラ活用についてもほとんどの人が関心がないことがよく分かると思います。

■国道は渋滞

 ニュータウン内にあった3駅の一つ「桃花台西」駅前にあった商業施設「エステ」は、廃線前の2005年に閉店、現在は更地になっている。12店舗が並ぶ駅前商店街も人通りはまばら。商店経営者(57)は「人の流れも変わった。小牧駅に向かう国道155号は朝夕の渋滞がひどい。国道上にある高架軌道の利用を何とか考えてほしい」と訴える。

『(愛知)桃花台線 廃線から2年 : どうなる どうする』(YOMIURI ONLINE)

この内容も、明らかに意図的に現実を歪曲するやり方だと思います。上記の写真と合わせて「廃線によって駅前が非常に寂れた」と言う印象を読者に与えようとしているのでしょうが、そもそも記事にもある通り、商業施設「エステ」が閉店になったのは、桃花台線の"廃線前"です。閉店間際やそれ以前にもお店に数回行った事がありますが、一般的にこのような店舗(スーパーマーケット)がもっとも混雑するであろう夕方4時過ぎにも関わらず、お客は片手で数えられる程しかいませんでした。駅前商店街もずっとそんな感じで、桃花台西駅から降りた乗客のほとんどは、駅前商店街前の店舗には寄らず、また前を通る人も少なく、人通りは終日ほとんどありませんでした。そして今もそうです。なので、
桃花台線が廃止になった事と「エステ」が閉店になった事は、まったく何の関係もありません。

ちなみにこの点について補足しておくと、地図を見るとよく分かるのですが、駅前商店街を通る人は、駅の南側に住んでいる人のみです。

旧・エステの建物跡の航空写真(Yahoo! 地図)

そのうえ南側に住んでいる人であっても、例えば桃花台線のすぐ西側を平行して走る道路(県道453号)に出た方が良い人は、駅舎南側に設けられた駐輪場前を通って出る事ができるので、商店街の前を通りません。
それ以外の方向に住んでいる人は、自宅に向かうのにそもそも商店街前を通る必要がありません。

それと商業施設「エステ」の建物が撤去され、この地が更地になった理由は、駅前商店街の商店主達や共産党小牧市委員会がグルになって、建物内に誘致がほぼ決まっていた葬儀場および葬儀会社、そしてこの建物の所有者であった旧・エステ経営者に対し、周辺住民に悪い噂(「葬儀場ができたら地価が下がる」「葬儀場ができたら渋滞が起きる」「葬儀場ができたら子供達に悪い影響が出る」「旧・エステ経営者は最低な人間」等々)を吹聴して周ったり、住民の不安につけ込んで本当に悪質極わりない反対運動を煽導したからです。個人的にはもし葬儀会社や旧・エステ経営者が"業務妨害"や"名誉毀損"で訴えたら、勝つのではないかと思います。
挙句の果てには行政(小牧市)に対し、「建物を買い取れ!そしてここで俺達(商店主)が儲かる為に、高齢者福祉施設を作れ!!」なんて言っていたのですから。

小牧市 桃花台地域版(共産党小牧市委員会)

人の流れは、ほとんど変わっていません。国道155号の渋滞に関しても、桃花台線営業していた時から起きていた問題ですし、さしてひどくなった印象はありません。
それに朝・夕の通勤・通学時間帯に渋滞するのは、国道155号だけではありません。桃花台ニュータウン周辺だけで見ても、JR春日井駅高蔵寺駅へと伸びる複数の道路(桃山町経由の桃花台鳥居松線、大草経由の県道195196号、高蔵寺方面へと伸びる県道199号)などでも、平日ほぼ毎日渋滞しています。国道155号がこれらの道路と比べて、特別渋滞がひどい訳でもありません。
むしろ道路の幅が片側1車線しかない「桃花台鳥居松線」や「県道196号」、「県道199号」の方が渋滞はひどく、これらの道路を通るバスや車は、非常に大きな時間的ロスを強いられている事でしょう。

桃花台鳥居松線の朝の渋滞風景を撮影した写真(桃花台ニュータウン区長会)

■再活用に向けて

 廃線後、桃花台線の代替として名鉄小牧駅やJR春日井駅などへのバス路線が新設された。中部運輸局の利用者アンケートでは、「バスの遅れ」「運行頻度」に不満が多く、マイカー利用者の増加による道路渋滞の悪化も見られる。

 住民らが組織した「桃花台新バス交通網検討委員会」(今年3月解散)の委員長を務め、住民代表として懇談会に参加している大沢勲さん(68)は「需要からみても桃花台線と同じようなシステムの導入は無理。安価で汎用(はんよう)性の高いバスを中心にした方法で活用を考えるべきだ」と指摘する。

『(愛知)桃花台線 廃線から2年 : どうなる どうする』(YOMIURI ONLINE)

「バスの遅れ」や「運行頻度」に対する不満は、ピーチバスだけではありません。桃花台ニュータウンを走る他のバス(桃花台バスや、名鉄バスのJR春日井駅・高蔵寺駅・名古屋駅行きバス、こまき巡回バス)でも起きています。また小牧市内や愛知県内を走る沢山の路線バスでも、同じように不満として利用者に感じられている事でしょう。
にも関わらず、桃花台-小牧駅間のバス利用者だけを特別扱いし、莫大な費用を投じて高架橋にバスを走らせる事に対し、果たして愛知県民の中で納得する人がいるでしょうか?ほとんどの愛知県民は、まったく納得できないと思います。それにバスが高架橋の上を走れるようにするだけでも、福祉や教育、環境等々様々な予算が大幅に削られる事になります。

それとここで補足をしておきますが、大沢勲さんは、桃花台ニュータウン住民だそうですが、別に「住民代表」ではありません。記事でも「住民代表」と書かれていますし、実際委員会でもそう取られているのかもしれませんが、これは完全な間違いです。彼は単に"一住民(いちじゅうみん)"と言うに過ぎず、別に住民が「彼が代表になるべき」と選んだ訳ではありません。だから自分勝手に発言しているだけで、別に桃花台ニュータウン住民の事を考えて発言している訳ではありません。

それで彼の意見なのですが、「安価で汎用(はんよう)性の高いバスを中心にした方法で活用を考えるべきだ」と言うのは、彼の一個人としての意見です。住民のほとんどは、そんな事は考えていません。

それとこの意見は、まったくもっておかしな意見です。なぜなら既に「ピーチバス」と言う、安価で汎用性の高く、住民の意見などを受けて柔軟にルートを変えられる路線バスが、既存の会社によって運行されているのですから。なのになぜ、莫大な費用を投じて新たに作らねばならないのでしょう?

これは他の委員が出しているどの案(IMTSガイドウェイバス等々)についても、言えることです。仮に莫大な費用を投じて建設したとしても、利用するのは沿線に住む人の中の、更に限られた極一部の人達に過ぎません。そのため、当然かかった費用は全て「利用者負担」となるでしょう。
そうでなかったとしても、単純に考えてもピーチバスは「既存の会社」(あおい交通)が、「既存のシステム」(道路・バス車両)を使って、運行しています。桃花台新交通は既に破産している訳ですから、もしインフラを利用した交通機関を建設する場合、「新たに運営会社を作る費用」と「システム構築費用」、そして「耐震補強費用」がかかります。となれば、運賃は間違いなく相当高くなるでしょう。

2006年1月に桃花台線について桃花台ニュータウンで行われた住民説明会で、愛知県が「桃花台線を現行のシステムのまま存続させるのに可能な運賃」として試算したのは、「桃花台-小牧駅間(※片道)を"640円"にする」でした(桃花台線最終年の運賃は、"250円"です。またピーチバスの運賃は、"300円"です。)。

桃花台線に関する検討状況の住民説明会(※PDF形式)(小牧市役所)

また上記の試算運賃は、「桃花台線が現行のシステムのまま」と言う条件の元で出されたものです。IMTSにシステムを変更する場合は現行システム継続の倍、ガイドウェイバスに変更する場合は現行システムの3倍近くの費用がかかると試算されています。
となれば、これらのシステムでは"640円"を遥かに上回る運賃となるのは間違いないでしょう。果たしてそんな運賃で、一体誰が乗ると言うのでしょう?

更に状況は、桃花台線営業時よりも悪くなっています。一番大きなのは、100%競合する事になる"ピーチバスの存在"です。「こちらの方が桃花台線よりも良い」と言う声も聞かれますから、当然こちらに利用者がいくらか流れるでしょう。
またピーチバスは、愛知県があおい交通に依頼し、運行する事が決まった路線です。もしインフラを使った交通機関ができれば、あおい交通は大きな被害を受けるでしょう。いくらあおい交通が民間企業だからと言って、自分たちが困った時に助けてもらっておいて、事態が変われば後は知らないと言えるでしょうか?そのような事は、私は道義的に認められないと思います。

その他に、桃花台線廃止後、桃花台線を利用していた桃花台ニュータウン住民の移動手段は、"分散傾向"にあります。JR春日井駅経由に切り替えた人もおり、小牧駅とJR春日井駅は方向も利便性も異なる事から、元々こちら(JR春日井駅)経由の方が利便性が高かったのではないかと思われます。その為これらの人は、戻らない可能性は高いでしょう。そして桃花台ニュータウンの人口も、2005年をピークに減少傾向にあります。今後も減り続けるでしょうし、高齢化も進んでいるので、これも利用者減少に更に拍車を掛ける事でしょう。
利用者が減れば、当然その分運賃は更に高くなります。運賃だけを考えても、彼ら委員達が利用者の事をまったく考えていない事が、よく分かるでしょう。またインフラを使った交通機関をまったく必要としていない、ほとんどの桃花台ニュータウン住民やその他沿線地区住民、並びに愛知県民の事も何も考えていない事が分かるでしょう。

桃花台線インフラ利活用懇談会(Wikipedia)

桃花台線の施設の再利用に新交通システム??(桃花台線インフラ利活用懇談会)(桃花台新聞)
第2回桃花台線インフラ利活用懇談会が開催(桃花台新聞)
1年以上、会議すら行なわず!!(桃花台線インフラ活用懇談会)(桃花台新聞)

桃花台線廃止後の提案:高架橋はできるだけ早く撤去すべきだ!(桃花台新聞)

公共交通機関(桃花台 便利リンク集)
市役所、公共施設(桃花台 便利リンク集)

追記(12月6日)
この記事のタイトルを変更しました。

それと桃花台線インフラ利活用懇談会のひどい案に関する批判を分かりやすくまとめたマインドマップを作成しました。以下の画像がそのマインドマップです。

桃花台線インフラ利活用懇談会批判
桃花台線インフラ利活用懇談会批判 posted by (C)kyu3

興味のある方は、画像をクリックすると元画像(※かなり大きな画像です)が表示されるので、それをご覧下さい。

「マインドマップ」で検索(Yahoo! Japan)
「マインドマップ」で検索(Google イメージ検索)
「マインドマップ」で検索(YouTube)
[ 桃花台線関連の記事(桃花台新聞)]
車両1台が知立市で見つかる(桃花台線)
公式サイトが完全閉鎖(桃花台新交通)
敷地の一部が駐車場に!(桃花台新交通、光ヶ丘6丁目)

上記以外にも、桃花台線(ピーチライナー)に関する記事を多数書いています。もし興味のある方は、カテゴリ「桃花台線(ピーチライナー)」をご覧下さい。
[ 桃花台線廃止後の提案に関する記事(桃花台新聞)]
桃花台線廃止後の提案:高架橋はできるだけ早く撤去すべきだ!
桃花台線廃止後の提案:残った駅舎や高架橋をどうするか?
桃花台線廃止後の提案:残った駅舎や高架橋をどうするか?- その2
桃花台線廃止後の提案:残った駅舎や高架橋をどうするか? - その3
桃花台線廃止後の提案:残った駅舎や高架橋をどうするか? - その4
桃花台線廃止後の提案:桃花台東駅・桃花台センター駅間に歩道を作る - その2
桃花台線廃止後の提案:バス停を移動させたら・・・(旧桃花台センター駅付近)
桃花台線廃止後の提案:本社跡地を駐車場にするべきだ!
桃花台線廃止後の提案:桃花台東駅・桃花台センター駅間に歩道を作る
桃花台線廃止後の提案:桃花台センター駅・西駅間の軌道の一部を歩道にする

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by kyu3_2 | 2008-10-09 02:07 | 桃花台線(ピーチライナー) | Comments(0)