人気ブログランキング | 話題のタグを見る

市長選挙と市議会議員補欠選挙(小牧市)

明日(2月4日(日))、小牧市の市長選挙と市議会議員の補欠選挙が行なわれます。

選挙情報(小牧市選挙管理委員会)
 ・投票所について・・・各投票所に関する情報が、掲載されています。

選挙:小牧市長選/小牧市議補選 市長選、現新2氏が舌戦(毎日新聞)
選挙:小牧市長選 両候補の横顔(毎日新聞)
小牧市長選 「桃花台線後」問う(asahi.com)
小牧市長選告示 現新2氏の争い(中日新聞)
小牧市長選 候補者はこんな人(中日新聞)

中野直輝オフィシャルサイト
 ・プロフィール
 ・政策
 ・実績

小牧の明日を拓く市民の会・・・荒川さんの支持団体
 ・プロフィール
 ・政策

ちなみに、小牧市議会議員の方は、3人から1人を選ぶ事になります。ただ色々と調べてはみたのですが、市長選立候補者と比べて情報が限られたものしかなく、・・・選挙応援車も名前の連呼ばかりですし・・・正直、誰を選んで良いやら判断に迷われることだと思いますが、一応中日新聞の紙面と選挙関連のサイトに簡単な情報が掲載されていたので、そちらを記載しておきます。
(※1月29日(月)朝刊 16面)

ザ・選挙(JANJAN)
 ・小牧市議会議員補欠選挙
・沢田勝巳(さわだ かつみ、53歳)・・・新人。住まいは、小牧市本庄。運送会社 有限会社沢田機運 代表取締役、小牧市サッカー協会会長、味岡中学校PTA会長。

・小川昌輝(おがわ まさてる、64歳)・・・新人。住まいは、小牧市北外山。印刷業経営、元 小牧南小学校PTA会長、小牧市体育指導委員。

・兼島敏緒(かねしま としお、50歳)・・・新人。住まいは、小牧市小牧。人材派遣会社 株式会社ツーリストエキスパーツ 社員、元 西町区公民館活動委員長。

市長選立候補予定者による政策討論会(小牧市、東部市民センター)(桃花台新聞)
知事選立候補者、「桃花台線の廃止」を語る(愛知県)(桃花台新聞)

天気予報、地域のニュース、blog(桃花台 便利リンク集)
地図(桃花台 便利リンク集)
市役所、公共施設(桃花台 便利リンク集)
幼稚園、学校(桃花台 便利リンク集)

追記(2月4日)
この選挙に関する記事を、また見つけました。

選挙:小牧市長選/小牧市議補選 あす投開票(毎日新聞)
小牧市長選 両候補最後の訴えに熱(中日新聞)

毎日新聞の記事によると、市議会議員選挙に立候補している小川昌輝さんは、「会社経営者」なのだそうです。

また中日新聞の記事によると、荒川さんは桃花台線(ピーチライナー)を復活させる理由として、「高齢化が進む中での利便性確保」を挙げているそうです。

桃花台線が復活して、高齢者の利便性が確保されるでしょうか?正直、これは「まったく矛盾した考えだ」と思いました。なぜなら桃花台線は、高齢者にとって使いやすい鉄道ではありませんし、沿線には高齢者が利用するような施設がないからです。

一度でも乗車した事がある人は判ると思いますが、桃花台線は駅が高架の上か地下にあるため、急な階段を上り下りせねばなりません。これは高齢者にとって、かなり負担になるでしょう。また桃花台ニュータウンに関して言えば、歩道がわざと不便にしてあるため、歩いて駅に向かうのは困難です。その点を考えても、乗り場(バス停)が近くなり、なおかつ車両への乗り降りが楽なピーチバスの方が、高齢者にとってはるかに利便性が高いと思います。
それらが理由だと思うのですが、桃花台線を利用する高齢者の割合は、非常に少なかったように思います。この点は、他の人も指摘していましたが、乗車していて高齢者をほとんど見ませんでした。もしこれが事実なら、実績もなかった事になります。今まで高齢者が利用してこなかった鉄道を、これから高齢者が利用するでしょうか?
またピーチバスは、一部の便が小牧市民病院の近くの停留所に停車します。さらに桃花台線が廃止になってできた名鉄バスの春日井・桃花台線は、春日井市民病院前の停留所に停車します。その点を考えても、「桃花台線が廃止になった事で、むしろ高齢者にとっての利便性が向上した」とさえ思います。

桃花台線は、桃花台に住んでいる人なら、かろうじて使う可能性があるかもしれません。しかし桃花台以外に住んでいる人にとっては、どうでしょう?彼らにとっては、自分達が必要としていない鉄道を、「お前達のためだ」と言う理由で復活させられる事になる。しかもそのために、他に様々な使い道があるであろう、巨額な税金を投入されて。
私は「桃花台線の復活のために巨額な税金を投入するのなら、高齢者の医療費の補助や高齢者用の施設の整備などにあてた方が、よっぽど高齢者のためになる」と思います。
またこの問題は、何も高齢者だけの問題ではありません。子供たちや今はまだ高齢者でない人たちにとっても、将来に渡って、大半の住民が必要としていない鉄道の維持のために、それ以外の様々な事に使える税金が、費やされていくことになるのですから。

さらに彼の考えている桃花台線に関する具体的な提案も、甚だ疑問です。彼の案は、先日行なわれた政策討論会に関する記事によれば、「名鉄OBを採用したりして、更なるコスト削減」と「料金をバス(おそらくピーチバス)と同程度に値上げ」などです。前者は、過去にすでに実践されました。結果人件費は削減できましたが、サービスは低下しました。また社員の指揮も、大幅に下がったように思われます。後者については、ピーチバスと同程度では全然足りないと思います。なぜなら廃止前に愛知県が出した数字では、「運賃を現状(小牧駅-桃花台東間:250円)の2.5倍(625円)にし、かつ年間約2億5千万円の税金投入」となっていたからです。仮に料金だけ見ても、ピーチバスと同程度(300円)では、この数字の半分にも満たない状態です。
しかも桃花台線は、累積赤字が64億円、債務超過34億円、加えてすでに設備の更新時期を過ぎていたため設備の更新(現行システムのまま)の費用が約30億円、高架橋の補修・維持に約 20億円かかります。そのうえ運営するなら運営費(人件費や電気代など)が数十億円必要になります。その額は、仮に桃花台線開業時と同じ額が必要とすると、30億円です。しかし彼は、このような具体的な問題については、新聞や彼のホームページで、一切何も答えていません。
「桃花台線復活」と口で言う事は、非常に簡単な事です。しかし現実にそれを行なおうとする時、上記のような巨額の費用の問題を避けて通ることはできません。にも関わらず、彼はこの問題に対する解決法を、何ら提示していないのです。

桃花台ニュータウン(Wikipedia)
桃花台新交通桃花台線(Wikipedia)
ピーチバス(Wikipedia)

名古屋鉄道(Wikipedia)
名古屋鉄道(Yahoo! カテゴリ)

公共交通機関(桃花台 便利リンク集)
お薦め地域サイト(桃花台 便利リンク集)

追記(2月13日)
小牧市長選挙に関する記事を、また見つけました。

「小牧市長選 候補者の訴え」(asahi.com)

記事によると、荒川さんは桃花台線について、以下のような発言を行なっていました。
「(桃花台線について)運行させながら、どうするかを検討するのがよかった。」
上記でも書きましたが、桃花台線をそのまま運行させた場合、巨額の費用がかかります。しかし彼は、その解決方法をまったく語っていません。

それと桃花台線の廃止は、突然起こった出来事ではありません。開業当初から大幅に需要予測を下回る利用者数で、何度も廃止の懸念がマスコミで報じられてきました。その間彼は、一体何をしていたのでしょう?具体的で現実的な策は何一つ提示できず、しかも過去の実績もまったくない。

口先だけで復活を語る事は、非常に簡単な事です。
[ 2007年2月4日に行なわれた3つの選挙関連の記事(桃花台新聞)]
選挙結果(愛知県知事選挙、小牧市長選挙、小牧市議会議員選挙)
市長選立候補予定者による政策討論会(小牧市、東部市民センター)
知事選立候補者、「桃花台線の廃止」を語る(愛知県)
[ 小牧市長関連の記事(桃花台新聞)]
小牧市長、「タンザニア」を語る(東部市民センター)
小牧市長と小学校生徒の母親との懇談会
小牧市長の記者会見での発言(桃花台線)
住民1人当たりの「実質負債」、全国最小(小牧市)
パブリックコメント始まる(小牧市)

by kyu3_2 | 2007-02-03 20:25 | ニュース | Comments(0)

<< 月極駐車場の契約が終了(小牧市... 一戸建て住宅の建設開始!?(小... >>