桃花台線に関する記事(WIRED VISION)
2010年 04月 23日
・間違った未来、新交通システム(その2) 間違えた根本にあったのは顧客不在(WIRED VISION)
桃花台新交通 100形 posted by (C)りんてつ
記事の内容を要約すると、桃花台線をメインに、新交通システム(桃花台線などの一般的な鉄道と異なる仕組みを採用した鉄道)の問題点を分析・検証しています。興味のある方は見てみてはいかがでしょう?
ちなみにこの記事を書いた松浦晋也さんは、"ノンフィクションライター"です。現在は「主に航空宇宙分野について、執筆活動を行っている」との事。
最後に感想を少し。
とてもうまくまとまっていると思います。書いている内容も、概ね正しいと思います。
ただ少し間違っている・・・と言うか、違和感を感じるところが2つありました。
1.『ピーチライナーの小牧駅と名鉄小牧線の小牧駅は隣接しており乗り換えが遠いということはなかった』と言う点。
2.『上飯田駅から名古屋市街中心部につながる最寄り駅、名古屋市営地下鉄・平安通駅までの800mはバス輸送に頼らざるを得なかった』と言う点。
まず「1」についてですが、建物が隣接していますし、確かに距離はそんなになかったですが、乗り換えは結構大変でした。(^^;
桃花台線の小牧駅が高架駅であるのに対し、名鉄の小牧駅は地下にホームがあります。だいたいマンションなどで例えると、桃花台線小牧駅のホームは"地上3階"、名鉄小牧駅は"地下2階"といったところでしょう。そのため乗り換えるには、"4階分"降りなければなりません。これも桃花台線の利用者が伸びなかった、1つの要因だったでしょう。
余談ですが、私が初めてピーチバスに乗って小牧駅で降りた時、一番感じたのは「めっちゃ楽!」と言う事でした。
旧・桃花台新交通小牧駅 posted by (C)KKPCW
名鉄小牧駅ホームLED posted by (C)7000系元白帯車
あと「2」についてですが、この点は良く間違えられるのですが・・・(^^;
確かに上飯田駅と平安通駅の間には、バスが運行されていました。しかしほとんどの人はバスを利用せず、歩いて移動していました。と言うのも、距離が「800m」とそれ程離れている訳ではなく、道も一直線で比較的歩きやすかったからです。なのでわざわざバスを待つよりは、たいてい歩いて行った方が早く着くのではないかと。
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追記(5月26日)
この記事の続編が、WIRED VISIONにアップされていました。桃花台新聞のこの記事の事が、記事の始めに書かれていました。(^^)
・間違った未来、新交通システム(その3) HSSTに見る次世代新交通システムの使い方は?(WIRED VISION)
ちなみに今回は、「廃止への道を"まっしぐら"」と言った感じの問題鉄道「リニモ」について書かれています。興味のある方は、見てみてはいかがでしょう?
[ 桃花台線関連の記事(桃花台新聞)]
・桃花台線インフラ一部を小型道路??(桃花台線インフラ活用懇談会)
・旧・桃花台新交通本社倉庫を利用して資源回収ステーション(小牧市光ヶ丘6丁目)
・債権放棄額決定、3者で総額31億円に(桃花台新交通、愛知県、小牧市、他)
上記以外にも、桃花台線(ピーチライナー)に関する記事を多数書いています。もし興味のある方は、カテゴリ「桃花台線(ピーチライナー)」をご覧下さい。
by kyu3_2 | 2010-04-23 19:55 | 桃花台線(ピーチライナー) | Comments(2)